千葉支部説法会レポート ~夢と現実と~
4月16日に行われた千葉支部での代表説法会の様子を、当日参加した会員さんがレポートしてくれました。
参加された方々も、自分の日常に当てはめて、さまざまな気づきなどがあったようです。
今回の説法会からスッタフの制服が作務衣になりました!!!
たぶん説法会では、千葉道場の説法会が作務衣の初登場ではないでしょうか?
淡いピンク、濃いピンク、そしてブルーと、スタッフ各自はそれぞれの好みの色の作務衣を着ていました。
今回は唯識の話が中心でした。
では以下にその主な内容を記載します。
1.唯識について
普通の人は夢を見ているとき、それが夢だと気がつかずに、夢の世界が現実だと思っている。
同様に今、自分たちが見ている世界も現実のように見えているが、実は夢と同じように幻影かも知れない。
仏陀はこの世も夢と同様に幻影であると気づいた人という意味で「目覚めた人」と言われている。
夢と同様に、現実も阿頼耶識が作り出しているドラマのようなものであるが、このことにはなかなか気がつかない。
アインシュタインの有名な方程式に
E=mc2(E=エネルギー、m=質量、c=光速、2は2乗)
というものがある。
この式からわかるように、物質はエネルギーと等価である(物質はエネルギーに変わる)。つまり物質はエネルギーに変化して、この世から消滅することがある(物質は絶対ではない)。
また、この宇宙はビックバンから始まったと言われていて、このビックバンのときは宇宙のすべてが一点に集まっていた。つまり宇宙はもともと一つから始まった。「万物の根本は一つだった」ということが言える。
(唯識=弥勒菩薩の教え)
2.依他起性
依他起性(えたきしょう)とは、「すべての事物は他のものに依存して存在している。」ということである。
逆に言うと、自分だけの力でできるものは何一つないということである。
同様に、自分だけ、あるいは他人だけが持っている良いところ、または悪いところというものはこの世に存在しない。
良いところも悪いところも、すべて自分の中にもあり、他人の中にもある。
このように考えると自と他の区別が和らいでくる。
(依他起性=縁起の法=釈迦の教え)
3.内観
自分の両親や周りの人について、「してもらったこと」について事実を調べていくと、周りのすべての人が自分を助けてくれている観音菩薩の化身であると考えられるようになる。そしてすべての魂に仏性があるということを理解できるようになり、感謝の気持が出てくる。
(内観=観音菩薩の教え)
以上のように、唯識、依他起性、内観はそれぞれ弥勒菩薩、釈迦、観音菩薩の教えであり、一元に至るための思想である。
と、こんな感じのお話しがありました。
確かに夢というものは不思議です。みんな夢を見てますが、あまり夢について考えることはないのではないかと思います。
夢について考えることは、現実について考えることと同じで、夢も現実も共に「唯識」と関係があるという説明は、参加された皆さんにもよく理解できたのではないでしょうか。
以上のような代表のお話しを聞いてのみなさんの感想は
「普段の生活をしていると一元の意識から離れがちですが、今回の説法を聞いて、自分も他人もつながっているんだ。自分も他人も同じ大宇宙や仏の体内に包まれ、育まれているんだと思ったらだいぶ楽になりました。」
「最近、公私ともに大きな変化のまっ只中にいる様な感じがしていて、今日の説法でそれを切り抜けるヒントをもらったような気がします。特に世の中の善悪もまた繋がりがあり互いに関連し合っているというお話は印象に残りました。」
「唯識の教えは、なかなか自分には難解な教えですが、何回も講話を聴いて、苦しみを少しずつ取り除いていきたいと思いました。」






