2010年の日記

選択:二つの幸福の道
(2010年06月16日)

自分が思うに、人として、二つの幸福の道があると思います。一つは、他に対して優位に立って、他に勝って、優れて、得る幸福です。お金持ちも、名誉や地位も、他との競争であり、皆が得ることは出来ません。

もう一つは、他を愛すること、他の幸福を喜ぶことによって、得る幸福です(正確に言えば、そのような心を作る訓練をして得る幸福です)

そして、この社会で普通に生きていると、生まれたときから、学校、そして、社会に出ても、常に、前者の幸福に駆り立てられると思います。しかし、仏教を学んでよくよく考えてみると、前者の幸福の道は、端的に言えば、年を取れば取るほど少なくなってしまう、「尻すぼみの幸福」であるように思います。

若いときは、健康で、美しく、体力もあり、頭も回りますが、老いていくと、病み、醜くなり、体力も衰え、頭も衰える。これが釈迦牟尼が修行に入った動機とも言われます。

一方、後者の道は、心の訓練によって、年を重ねるほど、増大していく(成熟していく)ため、「尻り上がりの幸福」だと思います。もちろん、真剣な努力を重ねた場合ですが。こうして、人生後半に強いのは後者の幸福だと思うのです。

もちろん、最近は、若い時から、負け組として苦しむ人が多くなっています。そもそも、勝ち組・負け組と分けると、勝ち組は1・2割、負け組が 8・9割の感覚になるかもしれません。自分がエリートであるという意識の人の割合はもっと少ないかもしれませんね。当の私は、最初は、学歴などではエリートだったようなのですが、そのうち、オウム真理教での盲信のため、負け組となって久しいようです(笑)

そして、日本という国自体が、国としては、少子高齢化が進み、先進国の運命とも言える老大国化しつつあると言えるでしょう、20世紀は、人口が増え続け、まずは軍事大国として、次に経済大国として、世界の中の勝ち組でしたが、今後は、中国・インドなど、急激な成長をしている他国が台頭する中で、勝ち組になるのは難しそうですね。

1人あたりの所得も、20年前は世界のトップでしたが、今や20位にも下ろうという様相。今後は、考え方を間違えると、負け組意識が強まるかもしれません。そして、国全体がそんな雰囲気の中ですから、その中の人々は、以前にもまして、ますます負け組意識の強い人が増えると思います。

負け組意識などから、鬱(うつ)になる人が数百万とも言われます(通院・投薬を受けている人だけで百万を超えたという統計が発表されています)。自殺者も3万人レベルで高止まりしています。自殺の寸前は鬱などの精神異常の状態になる人が大半だそうです。

イラク戦争や交通事故よりも多い。イラク戦争、交通戦争ならぬ、自殺戦争。その原因は、心の問題であり、その根本原因として、どのようにして幸福になるかについての考え方の問題があると思います。これだけの問題が起こっている以上、今までのような考え方のままで良いとは思いがたいのです。よって、ひかりの輪をやっています。

皆さんは、どのような(どちらの)幸福を求めて生きていらっしゃいますか。前者か、後者か、それとも、両者を併せたハイブリッド型(笑)ですか?

皆さんのご意見をお待ちします。
よろしければメールでお聞かせください。
メールアドレスjoyus2007@yahoo.co.jp

なお、この日記を載せている、私のmixiの方も、
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