地下鉄サリン事件15年目の節目を迎えて
(2010年03月19日)
明日3月20日をもって、サリン事件から15年となりますが、
これに際して、団体として、以下のようなお詫びと決意の
声明を出させていただきますので、本日記にも、
転載させていただきます。
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地下鉄サリン事件15年目の節目を迎えて
ひかりの輪・元オウム信者代表
上 祐 史 浩
3月20日に、地下鉄サリン事件から15年目という、大きな節目を迎えるにあたり、まず最初に、元オウム真理教信者として、被害者の方、そして被害者遺族の方々に、心よりお詫び申し上げます。
この3月は、当団体も、現在のAleph(アレフ)教団から脱会して3年目の節目を迎え、この3年間を振り返るとともに、今後のさまざまな償いの決意を新たにしております。
3年前、Aleph教団を脱会し、当団体としてまず最初に行ったのは、オウム真理教時代の総括作業でした。
この総括作業により、元オウム真理教教祖の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚が、その生い立ちにおいて培った「負の心理・心の闇」が事件を引き起こした大きな要因であったことを認識いたしました。
それは、親や教師、環境などに対する感謝がなく、不足や不満ばかりを見続け歪んだ心が、それらへの恨みをはらすために、「宗教」を利用して仕返ししようとした「負の心理・心の闇」といえるものでした。
そして、松本死刑囚に付き従った私たち元オウム信者も、それと同じ心の闇を持っていたことを、昨年複数の専門家の方にご指導いただいた自己反省法「内観」などによって、深く認識するに至りました。
先月末に出版された、当団体役員の一人の著書『二十歳からの20年間--"オウムの青春"という魔境を超えて』の中では、そういった元オウム信者の心の闇の軌跡の一例を、負の教訓として記しております。
このような一人ひとりの心の中にある、負の心理・心の闇を超えていくことが、二度と地下鉄サリン事件のような大惨事を起こさないための、一つの償いになると考え、今後も、さまざまな方々や機関のご指導を賜りながら、元オウム信者一人ひとりの心の根を断つ作業の促進に邁進させていただく所存です。
そして、昨年新たに結ばせていただいた被害者賠償契約に基づく賠償金のお支払いを、心して続けさせていただきます。
最後に、お亡くなりになられた方々のご冥福と、さまざまな被害に遭われた方々の一日も早いご快復を、心よりお祈り申し上げます。






