2010年の日記

20年のサイクル
(2010年10月22日)

(2010年10月22日の日記)

歴史は繰り返すと言いますが、最近、約20年のサイクルという感じることがあります。

その前に、20年サイクルの親玉は、干支で有名な60年のサイクルですが、
近代日本の60年周期説は、元京大教授・大澤真幸氏などが唱えました。

例えば、1935年の大本教事件と1936年の226事件の二つを合わせると、
その60年後の1995年のオウム真理教事件の宗教とテロ事件に似ており、
1941年の真珠湾奇襲攻撃で始まった太平洋戦争は、その60年後の、
空から奇襲攻撃であった911テロ事件で始まった対テロ戦争に似ている
などといったものです。
これは一例で、明治から2000年までの百数十年に60年のサイクルがある
というものです。

さて、私の感じる20年周期というのは、社会に流行する思想・宗教のサイクルです。

1990年代は、オウム真理教等の新々宗教が台頭し、オウムのテロ事件が起こりました。
昭和が終わり、バブルがはじけ、旧ソ連などの社会主義も崩壊した時代の変わり目でした。

1970年代は、オウムではなく、極左の活動が活発化し、
赤軍の浅間山荘事件が起こりました。
この極左と赤軍の事件は、オウムとテロ事件と良く比較されます。

1950年代は、社会主義勢力が台頭し、自民党と社会党の55年体制が形成されました。
これも、戦争が終わり、日本が再独立した時代の変わり目でした。

1930年代は、大本教が台頭し、大本教事件と226事件が起こりました。
先ほどの60年周期説で、オウム真理教事件と比較された出来事です。
これも、大恐慌が始まり、大きな時代の変わり目でした。


さて、最後に、最近、アレフの話しをしましたが、これにも、なんとも言えぬ、
20年の因縁がありました。

昨年11月、アレフが賠償契約を拒否している理由を知る機会がありました。
それは、被害者側の弁護士の方の一人が、地域住民の集会で、アレフの批判をしたので、それを謝罪しない限り、賠償契約には応じないと主張しているとのことでした。

加害者側が被害者側を批判したのを謝れと言うこと自体が無理な話ですが、
批判された弁護士は、あの坂本弁護士の同僚の方でした(ただ、アレフ
が批判とした話しの内容を聞くと、私には批判とは思えないものでしたが)。

このことは、その弁護士の方が後にマスコミにも語っていらっしゃるそうですが、
私が、その話を知ったのは、1989年11月4日発生した坂本弁護士事件の
ちょうど20年後の2009年11月4日でした。
20年を経て、アレフが坂本弁護士の同僚と対立している......。

さらに、坂本弁護士事件の翌年の1990年は、あの波野村騒動の年でした。
熊本県波野村に、オウムが、5月頃に大きな土地を購入し建物を建て信者が移住を開始し、地域住民の激しい反対運動が起こり、右翼、住民票の不受理、公共サービスの拒否、そして、国土法違反事件での教団への全国一斉強制捜査が起こりました。

そして、20年後の今年2010は、また同じ5月頃、アレフが今までになく大きな施設を足立に購入したことが発覚し、地域住民が反対開始し、自治体が都市ガス提供を拒否するなどしており、今後、信者が足立に移住する際やそれ以降の摩擦が心配されています。
特に引越が予想される来年1年は摩擦の多い年になるのではないかと心配です。

もちろん、多くの方も感じているように、アレフが、オウムのような外部に対するテロを行なうとは私も思いません。
彼らは、今社会との融和を拒否してはいるものの、
自分の没入している麻原信仰の世界を守りたいと思っていますから、
その信仰の場である教団を壊すような自滅行為に走ることはないと思います。

また、オウムの90年代のテロは、麻原が自分を社会に弾圧され、社会と戦って
キリスト=王になると考えた被害妄想・誇大妄想に基づいたものでしたが、
今のアレフのリーダーは、麻原を信仰し、社会に対しては引きこもるもの、
社会と戦う妄想的ヴィジョンの持ち主ではなく、また、テロ事件の時代に、
テログループには属していない(選ばれていない)類の人達です。

麻原が刑死した際に、後追い自殺など、どうなるのかという懸念が一部に
ありますが、死んでもキリストのように麻原を信仰する流れとなるのが大勢でしょうし、内部信者の精神的な健康の問題が生じても、外部社会への暴発につながる可能性は相当に低いと思います。

しかしながら、現状のアレフの問題として、
表向きは教団の防衛のために賠償をいくらか行いつつ、
内側では、一連の事件への麻原や教団の関与を認めずに、
陰謀説を流布しつつ、麻原の絶対性を強調して、
若者を中心に洗脳的な教化をなし、新しい信者を増やすという
問題があります。

これは、人の生命には関係はなくても、真実を否定した妄想であり、
また、厳しく言えば違法な行為ですから、こういった歪みがある限りは、
テロ事件は起きないとは思いますが、いずれ何らかの(自己)崩壊を招く
のではないかと懸念しています。

だとすれば、その時期は、オウムが一連の事件から麻原の精神状態が
崩壊していった、1995年から1997年の20年後、すなわち、これから
向こう10年くらいの内に、転機が来るのかもしれません。そして、来年は、
その予兆の年となるかもしれません。

 

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