2010年11月

  • 日記コーナー、アメブロに移行しました。 (2010年11月18日)

    この「日記プライベート」のコーナーは、
    先日開設のブログ、


    「上祐史浩オフィシャルブログ  「21世紀の思想の創造」 日記

     

    へ移行いたしました。
     

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  • 汝の敵を愛して、キリスト教の誕生 (2010年11月02日)

    学術的に言えば、キリスト教は、イエスキリストの教えと言うよりも、
    イエスキリストの言行を土台として、パウロらが確立した宗教である
    と言われています。よって、学者によっては、パウロによって、
    キリスト教が発明されたという刺激的な表現をとる人もいます。

    そのパウロ、有名な話しとしては、ある宗教体験をして、改心するまでは、
    イエスの信者を弾圧しており、しかも、生前のイエスには会ったことがない。
    すなわち、キリスト教とは、イエスの信者の敵対者だった者が確立した
    宗教である、とも言うことが出来るのです。

    すなわち、イエスの名言、汝の敵を愛せ、これがそのまま、キリスト教の誕生を
    もたらしたということになります。

    キリスト教と言えば、なんと言っても、イエスの十字架で死と復活ですが、
    私個人は、宗教としてのキリスト教の誕生が、その敵にもたらされたという点に、
    非常に惹かれています。

    そして、イエスの様々な予言の中で、一般には予言の的中とされていませんが、
    私は、彼が彼の信者に、汝の敵を愛せと語ったことは、素晴らしい予言のように感じます。

    敵対者であるパウロが、キリスト教確立の立役者になった。
    ユダの裏切りをきっかけに、イエスのキリストとしての復活があった。
    敵が味方に。死が再生に。

    人が最も忌み嫌う二つのもの、「敵」と「死」、
    これによって、その中核が作られたキリスト教。
    さすがに世界最大宗教の誕生は興味深い。

    ひかりの輪では、大乗仏教の教えをベースにして、
    苦しみの裏に喜びがあり、
    悪(劣)の裏に善(優)がある、
    という一元法則を説いています。

    前の日記で、苦しみこそ慈悲の源であるとして、苦しみに感謝するお話をしました。
    これをひかりの輪では、苦楽表裏として、釈迦牟尼の法則と呼んでいます。

    これに加えて、人が一見して、自分より劣っていると考えている対象が、
    別の面においては、自分より優れており、将来的には、自分が助けられる場合
    があります。

    例えば、イエスの信者にとっては、初期のパウロは、真理を理解しない
    悪業多き魂の一人だったのでしょうが、後世のキリスト教徒にとっては、
    全ての信者の上に抱く存在となりました。

    また、仏教では、釈迦牟尼如来の一人前の如来をカッサパ仏と言いますが、
    カッサパ仏の時代においては、釈迦牟尼は、カッサパ仏を誹謗中傷したと
    も言われています(この生の釈迦牟尼はまだ悟って仏となっていない)。

    そして、釈迦牟尼が仏となった後には、釈迦牟尼を殺そうとした大悪人が、
    改心して、釈迦牟尼の高弟となります。有名なアングリマーラです。

    さらに、釈迦牟尼教団を一時的に分裂させたデーバダッタが、地獄に堕ちたが、
    そこで改心したので、仏教を守る神(護法神)として生まれ変わったと言います。

    釈迦牟尼遅れて56億7千万年後に悟る弥勒菩薩は、それほど釈迦牟尼に遅れて悟るのに、
    釈迦牟尼より遙かに多い人々を悟りに導くとされています。

    誰かが、最初に劣っていて、間違っているように見えても、
    その人が転機を迎えて、転換し、深化していくならば、
    その落ち込みが深く、はい上がる高さも高い分だけ、
    最初から優れていた人よりも、大きなものを得るのではないかと思います。

    仏教的に言えば、煩悩が深い者は、早く悟ることは出来ないものの、
    苦闘の末に、それから脱却したならば、煩悩の浅いものよりも、
    同じように煩悩が多い者を救うことができるし、救おうとする慈悲も強い、
    とも考えられます。大煩悩大解脱(煩悩即菩提)と言われる教えです。

    これから出てくる教えは、全てを平等に尊重すべきである、というもののです。
    仏教的に言えば、万人が、平等な仏性の現われ、
    すなわち、平等に未来に仏陀になる可能性を有する、というものです。

    これは、人は、無知によって、色々な間違いを犯すが、それを経験して学習し、
    徐々に成長していく、という人間観と、それに加えて、
    人と人の違いは、仏の視点から見ると、優劣ではなく、実は、個性であり、
    役割分担の違いで、お互いがお互いを助け合っている、という視点があります。

    先ほど言ったように、早く悟った釈迦牟尼が、先駆者として仏の教えを広め、
    後に悟る弥勒菩薩が、実際に人類全体を救済して、釈迦牟尼を助け補う
    というのが、仏教の救済の構造となっています。

    これは、母が子供を育てる時の心境に似ています。幼少の時の子供は、
    母親に24時間苦役を強い、客観的には、母親に最大の敵の一面を呈しますが、
    その将来の成長を信じる母親は、子供に最大限の尊重と愛を持って、
    育みます。そして、成長した子供は、今度は年老いる母親を助けます。

    観音菩薩で言えば、慈母観音菩薩、仏母観音菩薩などと言われます。
    また、この宇宙は、全ての生き物を育む母なる仏の母胎の中であるとする
    胎蔵界曼荼羅の思想などがあります。
    キリスト教で言えば、敵を愛せと言ったイエスもそうですが、聖母マリアが
    宇宙の母のイメージでしょうか。

    こうして、宇宙の母のような気持ちで、全ての生き物について、
    その一時的な優劣・善悪を超えて、
    お互いが助け合う関係にある未来の仏と考えて尊重し、
    愛し育むのが、仏陀の智恵と慈悲だと思います。

    汝の敵を愛せと、今回はキリスト教的になりましたが、
    最後はいつもの通り仏教で締めくるならば、
    「敵こそは教師である」と説かれます。

    宗教は、宗派対立に陥ると、宗教戦争など、敵を増やします。
    しかし、現代社会では、敵と戦争をもたらす一面が目立つ宗教ですが、
    別の面では、本来は、敵を味方に変え、平和をもたらす思想があります。
    21世紀の宗教の創造を目指すひかりの輪では、この平和をもたらす
    宗教の力を再生できればと考えています。

    また、オウム・アレフを脱会して、麻原信仰を脱却したひかりの輪は、
    今現在は、麻原信仰を深めるアレフと対立関係にありますが、
    アレフの人達が改心して、その苦闘の末に、麻原信仰を脱却する時が
    来るならば、そのはまり方が私達より深く、脱却の苦闘が深い分だけ、
    より多くの人に、慈悲深くなる可能性があると思っています。

    それから、公安調査庁の方、彼らは私にとっては愛の鞭としての教師。
    我々の反省、改革、深化、忍耐、真の愛を促す、教師です。

    余談ですが、立ち入り調査の時に、ある調査官から聞いたことは、
    調査官の奥さんも、私の公開ネット講話を聞いているそうです。
    旦那さんと一緒に教団を監視して夫婦二人三脚のつもりか、
    単なる興味本位か、夫婦関係の悩みがあるのか......。
    旦那さんの「公開しすぎ」という苦しいコメントから、推して知るべし。

    そもそもは、ひかりの輪も、アレフも、公安調査庁も、同じ日本人。
    一つしかない日本。

     

  • 東京説法会とオフ会終了、今週末は千葉・福岡へ (2010年11月01日)

    (2010年11月01日00:59の日記)

    本日は、予定通り、東京の説法会とオフ会を行い、今帰宅しました。
    今回も、それぞれに数十名の方にお集まりいただき、
    スタッフの方、参加された方に。深く御礼申し上げます。

    今日は、いつもよりも多くの方々と個人的に面会したり、
    ご相談に乗れたことが、良かったなと感じています。
    中には大きな人生の転換期の方もいらっしゃり、
    住み慣れた関西から単身で引越し、芸能関係の仕事を始める方や、
    最近長年付き合った人と別れ、新しい仕事を始めつつある方なども。

    昼11時半から夜12時近くまで、説法会とオフ会の間の2~3時間を除き、
    3回の講話と個別のお話となりましたが、比較的スムーズに運び、
    疲労感少なく、充実感のある1日でした。

    今週末は、4日・5日の木曜・金曜日に、一般の方、会員のとの面会
    の予定を入れており、6日・7日の週末は、既にお知らせしたように、
    千葉・福岡の説法会・勉強会の予定です。
    7日(日)の福岡勉強会の講話はネットで公開生中継も行います。

    今日と同じように、多くの方との交流と、いろいろな学びの機会が
    得られればと思いますが、これらプログラムのお問い合わせ先、
    ご連絡先は以下の通りです。

    4日~5日:東京本部での個人面会
    担当者:細川美香
    担当者携帯電話:080-3424-7054
    メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

    6日:千葉説法会、7日:福岡説法会の詳細
    http://www.joyus.jp/hikarinowa/news/news/102411.html