密教修行
ひかりの輪の密教的な修行について:上祐代表
(1) ひかりの輪の密教的な修行密教の修行といえば、チベット密教から、日本の真言宗・天台宗など、いろいろなものがありますが、ひかりの輪においても、密教的な修行を取り入れています。
密教の修行は、具体的な瞑想体験ができることを含めて、顕教にない良さがあります。修行法としても、真言(マントラ)、神仏や象徴物を観想するさまざまな瞑想法、管・風・心滴の理論に基づいた高度な瞑想法、その他ヨーガ行法など、さまざまなものがあります。
ただ同時に、顕教は、万人にとって無難な修行であるのに対して、密教の修行法は、そうではない部分があります。その中には、人によっては合わないものや、適切な準備をした上で実践すべきものがあります。
さらに、私は、オウム真理教での密教的な修行の経験を教訓として、密教的な実践を改善しました。オウム・アーレフ教団を脱会し、ひかりの輪を設立して、今日に至るまでに、オウム真理教の密教教義の解釈や実践法の間違いを自分なりに理解しました。
また、オウムに限らず、チベット密教を含め、密教全般における教義や実践上の問題点について考えました。その中には、グルを絶対視する教義(グルイズム)なども含まれています。
その結果として、私たちなりに、ひかりの輪の密教的な修行法を徐々
に体系化して今日に至ります。
その特徴としては、チベット密教の修行体系を参考にして、段階的に修行を進めつつ、その一方で、日本密教のように、極端なグルイズムや左道タントラの教義や実践を排除した性格のものにしています。危険や極端のない、バランスの取れた密教修行にするように努めています。
なお、私は、チベット密教の修行体系については、20年ほど前、チベット密教カギュ派の高僧であった故カルリンポチェ師に、インドで直接教えを受けたことがあります。また、日本語に訳されている諸々の文献などで勉強したりする機会がありました。
セルフエンパワーメントの体験談
ひかりの輪で、実際セルフエンパワーメントの修行を行った人の体験談をご紹介します。
この修行は比較的やさしい修行ですが、その効果は大変高いことがこれら
の体験談からわかります。
理由の一つとして、密教法具の金剛杵を使うことがあげられます。この金剛杵から気のエネルギーが入ってくるため、霊的体験や神秘体験をしたり、深い瞑想に入りやすくなるようです。
法具一つ持つだけですが、驚くほどの効果があります。一元的な意識を経験する修行法
(1)はじめにここで、一元的な意識というのは、説明することが難しいですが、敢えて表現するならば、自と他の区別を超えた広大な至福の意識のことです。
さまざまな宗教が、悟りや解脱の境地や至高体験について、さまざまな表現で説いています。仏教では、空、大慈悲、心の本性、仏性など。ヨーガでは、真我・アートマン・宇宙意識・ニルビカルパサマディなどでしょうか。
実際、こういった体験は、宗教・宗派によって多様であり、客観的に言えば、個人の修行者の主観的な体験ですので、単に専門用語で説明しても、ひかりの輪の修行者が体感するものを正確には説明できていないかも知れません。
さらに、ひかりの輪では、悟りとは、一生求め続けるべきものであり、自分が完全に悟った、と考えることは危険であり、ある意味で、悟っていないことの証明だと考えています。
ひかりの輪のチャンダリー修行
(1)はじめに
チベット密教には、チャンダリーの修行、ないしは、チャンダリーの火の瞑想という重要な瞑想法があります。これは、チベット密教で有名なナローパの六ヨーガ(六法)の中でも、非常に重要な修行法と位置づけられており、日本にチベット密教の瞑想法を紹介しているチベット僧の著作(たとえば、マンダラ瞑想法:ツルティムケサン師など)などにもそのように書かれています。
これは、ヨーガでいえば、クンダリニーヨーガ、仙道でいえば小周天・大周天の修行に通じるものがあり、精神的な探求をする人達の間で、古来より広く関心を集めてきたテーマであるということができます。
チャンダリーの修行は、別名トゥモのヨーガともいいます。トゥモとは熱という意味ですが、この瞑想法が、体の中に、神秘的な熱を生じさせるからです。実際に、風邪を引いているわけでも、運動をしているわけでもないのに体に熱が生じます。
密教法具
密教法具と聖音の効果
●現代社会と瞑想
現代社会は、さまざまな問題を抱えており、
それは個々人も同様です。
多くの人がストレスを抱えており、疲弊しきっています。
しかし、打開策はなかなか見いだせていません。
そのような中で、瞑想が注目されてはじめています。
瞑想をすることで、ストレスが解消され、
また様々な能力が開発されることが期待されています。
ただ、本格的な瞑想を説明したものや、
指導しているところは、まだまだ少ないようです。
また、瞑想をするといっても、全くの初心者にはなかなか難しく、体験したことのある人でも、日常の生活の中で瞑想をすることは困難です。
都会生活では、瞑想を妨げるものがあまりにも多すぎます。
雑多な情報があふれかえり、五感は常に刺激され続けています。
このような状況下で瞑想を行おうとしても、そう簡単にはいかないでしょう。
そこで、瞑想をしやすくするための工夫が必要となります。
瞑想を行うにも、さまざまな方便が必要とされる時代なのです。ひかりの輪と密教法具
(1)ひかりの輪と密教法具
ひかりの輪では、様々な密教系の法具を用いています。ひかりの輪の法具の用い方は、法具を仏の象徴物として儀礼的に用いるだけではなく、それを神聖なエネルギーを導くための、いわゆるエネルギーライン、エネルギーツールとして位置づけているところが大きな特色です。
これらの密教法具は、国内外の伝統的な密教宗派においても、伝統的に神聖な象徴物とされ、儀式などで用いられてきましたが、実際に、それを神聖なエネルギーを導くシステムとして用いるということは、伝統宗派の中というよりは、むしろ、昨今盛んになってきたヒーリング分野の研究者の一部に注目されているといった方がよいかもしれません。
そのような状況の中で、ひかりの輪は、ヒーリングという目的を含んではいますが、主としては、密教的な修行法によって仏教的な悟りを得るための瞑想体験を促進するために、密教法具を積極的に活用しており、それは、伝統宗派の密教法具の使い方とも、ヒーリング分野での用いられ方とも違う面があります。そして、ここ2年間ほどは、団体の中で大勢の修行者がこの密教法具の研究・実習を行い、これだけの規模で、儀礼のためではなくエネルギーラインとして密教法具を用いる実践をしているのは、厳密な調査はしていませんが、あまり見られないことではないかとも思いますので、ご紹介したいと思います。
密教法具のエンパワーメント
密教法具のエンパワーメント ひかりの輪における実践
ここではひかりの輪が、密教法具をどのように、密教の修行、そして、さまざまな浄化・癒しのために、活用しているかについてご紹介したいと思います。(1)密教法具の聖音による浄化・エンパワーメント
別項(ひかりの輪と密教法具)でご紹介しましたが、密教法具には、独特の聖音を奏でるものがあります。それは、金剛鈴(ヴァシュラガンター)、ティンシャー、ドニパトロなどです。
そして、私たちの経験では、これらの聖音は、次のように、心身や物質の浄化に役立つため、以下のように活かすことが出来ると思います。
①瞑想修行、心身の浄化のためにこれらの密教法具の聖音は、心が静まり、深い意識に導かれると言われます。また、否定的な思考を払い去り、肯定的な思考を生じさせ、意識を浄化するとも言われます。
また、この密教法具を鳴らした後に残って長く響いていく振動音・波動は、インド古代のヴェーダ聖典の聖音であり、宇宙の原初音OM音に通じるものであるという説もあります。特に、ドニパトロの音は、宇宙の原初音として宇宙空間で採取された音が非常に似ているという見解があるようです。
ドニパトロの音は、他の法具と比べて、相対的に音が低く、ティンシャー・ガンターは高いのですが、前者がヨーガで言う低いチャクラに、後者が高いチャクラに関連し、それぞれを浄化するとも言われています。
また、ティンシャーの高く透明な音色・波動は、意識・空間を透明にし、浄化する効能があると思います。
弥勒金剛法具エンパワーメント
特集!弥勒金剛法具エンパワーメント
●年末年始セミナーでのすばらしい体験
2007年12月29日から2008年1月3日にかけて、ひかりの輪では年末年始セミナーが行われ、この期間に、さまざまな修行が集中的に行なわれました。
今回の修行プログラムは、
①聖地の巡礼、
②各種のヨーガ行法
③仏教の教えの教学
④仏教の瞑想法
「縁起の法、一元思想の精髄」
⑤密教の儀式の実践
⑥密教の瞑想法「ターラー菩薩の教え」
⑦弥勒金剛法具エンパワーメント
といったさまざまな内容が組み込まれた、非常に充実したものとなり、会員の方にもたいへん好評でした。
さて、このなかでも、「弥勒金剛法具エンパワーメント」は、多くの受講者の方が、際立った瞑想体験、霊的体験をされました。 弥勒金剛法具エンパワーメントとは、仏教・密教の教え・修行法に基づいて、その受講者が、神聖なエネルギーを受け、速やかに、神聖な意識状態、さまざまな深い瞑想体験、霊的な体験に至ることを助けるものです。
