大阪道場開きレポート
(2008年07月27日)
大阪支部のスタッフが、大阪道場開設式典の模様をレポートしてくれました。
去る7月13日、今月に入って道場施設を移転した、ひかりの輪・大阪支部の道場開設式典が行われました。
式典は密教儀式を織り交ぜながら進行されていきました。釈迦・観音・弥勒の真言を唱えることで、神々に意識を合わせた後、上祐代表のテープカットによって、正式に道場が開設されました。
その後、支部長・会員代表によって感謝の言葉が述べられました。心のこもった文章が読み上げられ、祭壇に捧げられました。
また当日は、東京本部、仙台支部ともテレビ電話でつながっており、式典に参加された部長だけでなく、日本各地で活動されている部長方からもお祝いの言葉を頂きました。
ひかりの輪では旧教団からの脱却という事で、松本氏に関係した教材の破棄と共に、旧教団と縁のある道場施設も可能であるならば変えていくことも考えています。
現在、ひかりの輪各支部の道場施設は、そのほとんどが、アーレフの代表派として活動を新たにしてから開設したものですが、大阪支部が先月まで拠点としていた道場施設はそうではありませんでした。
西日本で一番大きな施設が移転するという事で、困難な部分も多々ありましたが、旧教団からの脱却を真剣に考えている私たちにとって、この移転という作業の重要性は大きいものがありました。
さて、道場開設式典の後には上祐代表による講話がありました。以下に簡単にまとめたものをご紹介いたします。
現代の日本は自己愛型社会であり、誇大自己という精神的な病を抱えている人が多くなってきています。誇大自己というのは、言い換えるならば、非現実的な自尊心という意味で、自分自身を世界の中心に位置付けてしまう傾向です。この傾向は子供のとき、親の保護を受ける中、誰しもが経験することであり、大人になっていくにつれ、徐々に抜け出していくのが一般的です。
しかし、現代では大人になっても誇大自己という傾向から抜け出せず、社会に適応できない人が多くなってきています。この傾向は、適切に管理・コントロールされるならば、偉人を生み出すという一面を持っていますが、一般的には、そのコントロールがうまくいかず、問題を引き起こすことが多いといわれています。
誇大自己の傾向をもつ人は、自分自身が絶対でありたいという願望から、誰か素晴らしい人が目の前に現れた場合、その人を絶対視してしまうことがあります。
一方、少しでも他人の中に完全でない要素を見つけたならば、その人を批判し、反抗的な態度をとります。服従か反抗か、この極端さが誇大自己の特徴です。
この誇大自己から抜け出すためにはどのようにしたらよいのでしょうか。まず一つ目に、人を神(絶対者)としないということが挙げられます。
私たちは楽をして幸福になりたいが為に、何か完全なものを見つけ、強く依存しようとします。しかし、人である限りは完全なことなどありえません。
また、何かを絶対と見ることの表裏として、絶対でないものを自身の周りに見ることになります。そして、その人達からは何も学ぼうとせず、傲慢な態度をとってしまいます。誰かを絶対視するのではなく、学ぶべきところは学ぶという姿勢が大切になってきます。
二つ目に、すべての人から学ぶということが、その対策として挙げられます。
人間は誰しもが善い面と悪い面を持っており、そのそれぞれの要素から、私たちは学ぶことができます。しかし私たちは、自尊心や依存心によって他人を教師・反面教師とすることができない傾向にあります。
これらの心の働きは自分と他人を区別することから生じますが、他人の要素を自分の要素とすることで、その区別をなくし、すべての人から学ぶという作業が必要になってきます。
そして三つ目に、大自然を尊重するということが挙げられます。
現代社会は都市文明であり、自然とは切り離された中で多くの人が生活していますが、実際は、人間と自然は不可分であり、人間は自然がもたらしてくれる様々な恩恵を授かりながら生きています。
都市文明の発達によって、私たちは自然を支配し、その上に立つ存在として錯覚しがちですが、しっかりと人間が置かれた立場を把握し、大自然を尊重し、融合していくことで、人間の傲慢さは少しずつ減少し、誇大自己という傾向からも抜け出していくことができます。
以上が上祐代表の主な講話内容でした。私たち全員に当てはまる内容であり、非常に勉強になりました。
昨年の5月に、私たちは新団体・ひかりの輪として生まれ変わりましたが、この移転という作業も、一種の生まれ変わりのように思います。
これを機会に、スタッフ一同、今まで以上に精進していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
また、移転に際して、多くの方のご理解とご助力を頂きました。本当にありがとうございました。簡単ではありますが、御礼の言葉とさせていただきます。
(大阪MA)







