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6月13日千葉支部説法会レポート ~他の功徳を喜ぶ随喜~
(2009年07月02日)

6月13日に千葉支部で行われた説法会について、会員さんがレポートを送ってくださったのでご紹介します。

 

今回の説法会はひかりの輪創設2周年の感謝祭と合わせた説法会となりました。
その中で、七支分の修行の説明によって、自分たちの修行の意味や心構えなど、多くのことを学ばれたのではないでしょうか。

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今回の説法会では、最初に伝授式が行われました。

 

まず、参加者全員に聖音水と聖木水が伝授され、その後、ひかりの輪の創設に至るまでの過程、そして創設後、さまざまな形で協力してくれた人たちに、お礼の特別法具が伝授されました。

その後、まず、水野部長から供養法のやり方の説明がありました。

 

 

 

後ほど代表から説明のあった、七支分の修行の一つの、供養のやり方についての説明です。あか水の供養といって、どんな人でもあまり抵抗なくできる、水を使った供養法です。

その後代表から、六加行法の修行の中で、今回は七支分の修行の説明がありました。

 

 

七支分の修行法とは、目の前に観想した諸仏・諸師を対象として、功徳を積み、悪業を清める最も重要な修行法のひとつです。

七支分の修行法の内容は、

1.礼拝
2.供養
3.懺悔(ざんげ)
4.随喜(ずいき)
5.勧請(かんじょう)
6.祈願
7.廻向(えこう)

となっています。

今回はその中で、特に随喜(ずいき)についての説明が中心でした。


その随喜(ずいき)についての代表の説法の概要は以下の通りです。

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随喜(ずいき)とは、すべての魂の功徳、幸福を喜ぶ実践のことである。
この実践を行うことにより、嫉妬心を消すことができる。

真実の幸福は、他人の幸福を喜ぶことで得られる。
なぜならば、宇宙に存在している無数の他の魂の幸福を自分の喜び・幸福にするので、宇宙いっぱいに存在している無量の幸福を自分の幸福にすることができるからである。
このように無量の幸福を得る実践、これが随喜の実践である。

しかし現代人は随喜の実践とは逆の実践をしている。
つまり、現代は他に勝ったときの歓喜にとらわれ、敗者の悲しみを無視する冷たさに満ちている。
そして自分が負けたときに生ずる「嫉妬」は苦しみの原因となり、他の幸福を「ねたむ」行為は自分自身を仏性から遠ざけてしまっている。
現代人は「嫉妬」や「ねたみ」の心を持つことにより、自分で自分の幸福を小さくしているのである。

このことに関して、次のような逸話が残っている。

「ある独覚の行者がいて、その行者はコツコツ長い年月をかけて自分自身のために功徳を積んだ。そして、その努力する独覚の姿を見ていた菩薩が、「この独覚は偉大な功徳を積んだなあ。」と一瞬思い、喜んだときの菩薩の功徳と、ひたすら長い年月かけて自己のために努力したこの独覚の功徳は同じである。」

このように、他の功徳を喜べるほどの功徳はこの世にはない、他の悟りを喜べるほどの悟りはないということである。


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というような代表からの随喜(ずいき)についてのお話がありました。

この随喜の修行の考え方は旧教団の実践と、大きく違っているところだと思いました。
旧教団では「グルへの帰依」が、何より優先される法則でした。
他人の幸福を考えるより、グルの意思を実践することが大切とされていました。

しかしカルマの法則によると、他人の幸福をないがしろにすれば、自分の幸福も邪魔されるということになります。
逆に他人の幸福を尊重すれば、自分の幸福も尊重され、幸福が与えられるということです。
そしてもう一歩踏み込んで、自と他の区別をなくして、他人の幸福を自分の幸福と考え、他人の幸福を喜べば、宇宙いっぱいにある喜びを自分のものに出来るということです。
この思想は、旧教団にはなかったすばらしいものだと感じました。


そしてこの七支分の修行法の説明の後、翌日に予定されている諏訪聖地巡礼で訪れる聖地についての説明がありました。
ミシャクジ神や湛えの木についての説明、スッタフの方々の現地での修行の体験発表などがあり、聖地巡礼への期待が高まった中で説法会は無事に終わりました。


説法会に参加された方から次のような感想がありました。

「ミシャグジ神はキリスト教でいう聖霊のようなものかもしれないというお話は、人間が文化や習慣の違いを克服して行く事につなげられそうな予感がしました。
欧米などのキリスト教文化は死を待つ家や救世軍などの慈善事業も盛んだし、その背景にあるもの(バクティ・ヨーガとも表現できるでしょうか)に共通性を感じますし、智慧と方便の視点からも大いに参考にすべきだと思います。
ゆくゆくはお互いに影響を与え合い学び合える様につながって行く道を希求したいと思います。」

「最近の儀式の中で、"自分の功徳さえもすべて神々に供養する気持ちで行いましょう"というお話を聞き、何故このように考えるのだろうかと疑問に思っていました。
しかし、今回の説法で七支分の修行法の中の最後の修行である廻向(えこう)の説明の中で、『功徳・善根をあまねくすべての衆生と共有しようという心がけを持つことが大切である』『自ら為した善行の果実を独り占めしようとすれば、その段階で新たな煩悩が生じてしまうからである。(略)廻向すれば、その功徳は、一切衆生の間に広く行き渡り、決して消滅することがないとされる』という説明を聞いて、なるほどと思い納得しました。
そして、他のことよりも、つい自分の良い状態にとらわれがちになっていることに気づき、恥ずかしく思いました。
これからはもっと大きな心で、皆のことを考え、動いていきたいと思いました。」

「懺悔、随喜、勧請の解説が良かったです。
日々の修行をどのような心構えで行うかがはっきり認識できて、修行に勢いがつくと思いました。 」

「七支分の修行は(オウムでも若干形を変えて取り入れられ実践されていたものなので)改めて伝統も踏まえた上、その修行の意味合いや、実践方法が提示された事は、今後のひかりの輪の発展に希望を灯す始まりになったと思いました。」


などなどの感想が寄せられました。

説法会に参加されたみなさんは、七支分の修行法の説明を聞いて、日々の修行の意味合い、位置づけを理解でき、有意義な説法会だったようです。
会員のみなさんの今後の修行の進展に期待できる、そんな説法会でした。

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