【日光レポート1】10月9日 古代日光の聖地・滝尾神社、日光の山岳信仰
ひかりの輪では、10月9日~10日にかけて、日光にて聖地巡礼を行いました。今回は、会員の皆さんだけでなく、ロフトの平野悠さんやカメラマンの方はもとより、新たな顔ぶれの多くの一般参加の方にご参加いただきました。参加者のうち3分の1ほどが一般参加の方々で、新鮮で印象的な聖地巡礼となりました。
また、初の試みとして、巡礼各地からUSTREAMのライブ中継を行うこともできました。
今回の巡礼で、たいへん印象深かったのは、天候=大自然との交流でした。天候を通して、人は大自然の一部としてつながっているという実感を与えていただき、多くのことを学ばせていただいた巡礼でした。
出発前、この時期の日光の天気は晴れ続きで、その後も晴れの予報なのにもかかわらず、ちょうど巡礼の二日間だけが雨の予報となっていたのです。
スタッフ一同、なぜ、巡礼のこの2日だけが雨なのだろう、晴れてほしいと祈るようにして巡礼は始まりました。
◆滝尾(たきのお)神社
まず最初は、日光東照宮をしばらく車で南に上っていき、滝尾神社を参拝しました。 雨上がりの木々の緑が、静かに迎えてくれました。
現代ではあまり有名ではないため、ひっそりとしていますが、この地は、東照宮が日光に遷されるまで、日光山参詣の中心地であった場所で、古来「日光の聖地」と称えられてきた聖地なのです。
神社の脇には、弘法大師空海が修行したとされる白糸の滝があります。
参道を登っていくのもたいへん清々しく、心身が洗われていくようで、古来人々が「日光の聖地」と呼び、大切にしてきたことがわかる気のするところです。
9世紀初頭(820年)、弘法大師空海が日光に入山し、この地において修行された際、女峰山の女神である田心姫神(たごりひめのかみ)を感得してお祀りしたことに始まると伝えられています。
今は寺の礎石が残っているだけとなっていますが、真言密教の修行場でもあったそうです。二荒山神社の別宮で、古く「女体中宮」「日光三所権現」と称えられてもいました。
奥には、女峰山を遙拝する三本杉の拝殿があり、日光の原初山岳信仰を感じることができます。田心姫神を祀る聖地らしく、奥には水も湧いていました。
途中から小雨がちらついてきましたが、それも心地よく、朝の気功を行ったり、好きな場所で瞑想を行ったりしてゆったりと過ごすことができました。
◆日光の山岳信仰
ここで、日光の山岳信仰について見てみましょう。
美しい山と湖からなる日光は、古代より神が鎮まる霊峰・山岳信仰の聖地として大切にされてきた場所です。
その歴史の流れの中で、神道の神が祀られ、仏教の仏も祀られ、観音の浄土とも称えられ、江戸時代には徳川家康の幕府の重要な聖地になり、現代ではユネスコの世界遺産というように、さまざまな価値が重ねられてきました。
その原初の山岳信仰の山とは、二荒山(2486メートル・男体山)、女峰山(2464メートル)、太郎山(2368メートル)の三山で、この山々は神体山、神奈備と考えられ、二荒山神社などの神社では神として、輪王寺などのお寺では仏として祀られているのです。
山の名前からもわかる通り、これらの神々は親子と考えられています。
自然(山)・神・仏の対応図
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自然 (山) |
神道の神〔日光三社権現〕 (二荒山神社) |
仏教の仏〔本地仏〕 |
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二荒山(男体山) |
大国主命(父) |
千手観音 |
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女峰山 |
田心姫命(母) |
阿弥陀如来 |
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太郎山 |
味耜高彦根命(子) |
馬頭観音 |






