10月13日――最終日、はじめての戸隠山登拝
最終日は、天候に恵まれ、絶好の登山日和となりました。澄み渡る青空と冷気が爽やかな早朝、呼吸法やヨーガ、そしてマントラ瞑想を行って、いよいよ戸隠山の登拝に出発です。
まずは、戸隠神社の奥社を皆で参拝です。紅葉がさらに増し、美しく輝く戸隠山(1904m)を仰ぎ見た後、山に登っていきました。
戸隠山は、少なくとも平安時代から、山岳信仰の場として、多くの山岳修行者が集い、修行を行ってきた聖山です。かつては、私たちも巡礼してきた比叡山(天台宗総本山)や高野山(真言宗総本山)と並んで隆盛を誇った、日本の代表的な修行場でした。
まるでノコギリの歯のような険しい山容は、そこで厳しい修行に打ち込んできた先人たちの、求道にかけた熱い気迫を感じさせます。
今でも十分な技能・装備がなければ山頂までの到達は危険なのですが、老若男女が集う私たちは、グループで安全に登ることができる地点を目指して、登山を始めました。
麓から、わりと急な傾斜を、ゆっくりと登っていきます。
木の根っこが、ちょうど足場になり、急な傾斜も登ることができます。
途中、岩をよじ登る鎖場などもあります。鎖にしっかりつかまり、登っていきます。
途中、視界が開け、すばらしい展望を望むことができました。
●五十間長屋に到着
紅葉の映える登山道を、ところどころで休みつつ登り続けて1時間あまりの後、戸隠山の中腹の目的地「五十間長屋」に到着しました。
なんと美しい! 戸隠山が間近に迫っています。
雨をしのげるように掘られた洞窟が、横長に作られている広い場所です。
戸隠山は紅葉真っ盛りです。
眼下には、戸隠高原や飯縄山が広がり、そして遥か向こうに陸続と連なる山脈の絶景が広がっています。好天に恵まれ、視界良好で、あたかも天上の空間のようでした。
古い祠もあることから、ここで昔の修行者は、広大な天地を眺め、自然との一体感を感じながら、修行に励んだのでしょう。
心地よい汗を流し身心を清められた私たちは、私たちを生かしてくださる神仏の働きに感謝して、笛や鈴の演奏と、歌を献げました。
●宝篋印塔前で
下山後、最後に、初日・2日目にも訪れた戸隠神社奥社域内の宝篋印塔(ほうきょういんとう)前の広場を三度(みたび)訪れました。ここは静寂で神聖な雰囲気に包まれ、たいへん瞑想が行いやすい場所です。
ここで、戸隠の神仏に感謝の音楽を献げました。
少し登ったところにある、観音菩薩像にも感謝を献げ、しばらくの間皆で瞑想し、解散となりました。
この3日間、すばらしい天候に恵まれ、戸隠の地での経行・登山を無事行うことができたことを戸隠の神仏に感謝したいと思います。
これらの大自然の中で、大乗仏教の基本法則をじっくりと学ぶことができ、さらにネット中継により、戸隠に来ることのできなかった全国各本支部の方々と、法則を共有できたことは、たいへんうれしいことでした。
特に今回は、聖地巡礼と、法則の学びの両方をじっくりと行うことのできた充実したセミナーだったと、多くの方から感想をいただき、スタッフ一同喜んでおります。
参加されなかった方々とは、ぜひまた次の機会にご一緒しましょう。
最後に、戸隠の神仏を大切にお祀りしている神職の方々や、戸隠のすばらしい自然や環境を守っていらっしゃる地元の方々に感謝したいと思います。






