聖地巡礼
ひかりの輪で訪れた各聖地のご紹介や、聖地巡礼修行をご紹介しています

2007年10月 吉野・天川

吉野・天川(3)

10月8日 3日目

 ●吉野 金峯山寺
   今回の聖地巡礼の最後は吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)を訪れました。
   ご本尊は、役行者が、苦行と共に衆生済度のための本尊を懇願した結果として感得した、金剛蔵王権現の三尊像であり、釈迦・観音(千手観音)・弥勒の三仏の憤怒の姿をとっています。権現というのは仮の姿という意味です。
   この本尊は、わが国最大の秘仏ともされ、普段は閉扉され拝観できないのですが、ちょうど今回の巡礼中、五日間だけご開扉されるというまたとない機会に恵まれました。次のご開扉はまだ未定であり、この機会を逃すと、いつ見ることができるかわかりません。


   またこの期間、役行者ゆかりの36寺社の尊像が金峯山寺に一堂に介し、一緒に拝観することができました。
   吉野は古来聖地とされ、日本有数の霊場ですが、仏教辞典によれば、弥勒信仰の広がりと共に吉野金峯山は「弥勒の浄土」と考えられました。36寺社というのもミロク(36)と重なります。
   金峯山寺本堂は、日本最大級の大きさで、中に入るとその伽藍は木を自然のままに利用して作られた柱を使った重厚なものとなっています。















   修験道は、日本独特の宗教ですが、古来の神道、自然崇拝(特に山岳信仰)、仏教、道教、密教など、さまざまな宗教を融合させた神仏習合のものです。その意味でひかりの輪の理念と一致する部分があります。
   修験道の開祖・役行者は山岳で修行し、神霊とつながり、鬼神を使役したといわれ、空を飛ぶこともできるほどの神通力ももっていたという逸話も多数残されています。そこから「神変大菩薩」という異名も持つ行者でした。吉野には南無神変大菩薩というのぼりが多数立っています。

















                                             役行者像

   ここ金峯山寺は、修験道に限らず、天武天皇、後醍醐天皇、源義経や藤原道長などの信仰を集め、ここに籠もり再起した天武天皇以来、再興の地ともされています。
















   さて、ひかりの輪がこの地を訪問するまでには、さまざまな興味深い出来事がありました。
   代表は、その寺の三尊像が釈迦・観音・弥勒の三世の仏陀であるという点に非常に強い印象を受けていました。
   なぜなら、それまで代表は、新教団のために何かしらの三尊像(中心に如来、両脇に菩薩、計三者を配置する形)を設けるのが望ましいと考えていたのですが、具体的な三尊は決めかねていたからなのです。

   しかし、如来の釈迦を中心に、菩薩の観音と弥勒を脇に置くならば、その三尊は、同時に過去・現在・未来の三世の仏陀も象徴し、誰が考えても仏教の教説上、見事なまでに正統であり、非の打ちどころがないのです。過去は当然釈迦だし、未来は当然弥勒だし、その間をつなぐ仏陀の化身として最も有名なのは観音なのです。
     このような中で、代表一行は、2006年7月24日に吉野金峯山を実際に訪れたのです。そのときは実際の秘仏は拝観できなかったのですが、写真があり、今までにない姿の迫力のある釈迦、弥勒、観音の像があったのです。  そして、これもひとつのきっかけとしてひかりの輪の三尊像は釈迦、弥勒、観音と決まったのでした。















    


  さて、今回はその秘仏が実際に拝観できることになり、みなありがたく拝観しました。たくさんの人が拝観にきており、長時間待ち、やっとの思いで拝観できました。

中央に釈迦、向かって右に観音、向かって左に弥勒を表す三尊像となっており、その大きさや憤怒の形相には、圧倒させられます。6メートルほども高さがあり、見上げると青黒い身体の三尊像が今にも動き出しそうなお姿で立っています。

   釈迦・観音・弥勒の三仏は「ひかりの輪」においても掲げている三尊と同じであることから、拝観された皆さんがそれぞれに何らかの縁を感じていらっしゃるようでした。
   また、憤怒の形相の基底には、実は「恕」という一切を許す心があるとされており、その点も私たちが見習うべき点なのだと思います。

   さて、ここで、恩田部長からのメッセージです。
「金峯山寺では、普段秘されている蔵王権現の仏像が開帳され、それを参拝するというまれな機会に恵まれました。釈迦・観音・弥勒の三体の仏像は、非常に立派ないでたちで、圧倒されました。また強い気も感じられました」
















●高城展望台

   その後、吉野の高城山展望台にのぼり、今回のセミナーの最後を締めくくる儀式・修行を行いました。
四方の山並みを見渡せる山の頂上から、役行者が金剛蔵王権現を感得した山上ヶ岳の方角に向き、皆で三仏の真言を唱えたり、歌・踊りの供養を行なったりしました。














 
































   そして、その合間合間に、全ての衆生のために修行していこうという趣旨で、上祐代表が説法をされました。

   雨上がりの山あいから立ち上る霧がゆっくりと流れ、麓から駆け上ってくる風の音と荘厳な聖音が鳴り響く幻想的な空間の中で、儀式は進んでいきました。
 














 
   では、今回のセミナーの最後のメッセージは、細川部長からです。
「高城山の儀式で無事、聖地巡礼が終わりました。今回参加することができなかった方々のことを思いながら発菩提心の詞章を唱えさせていただきました。この発願が、ひかりの輪の会員の方だけではなく、多くの人々の利益になりますように。
  次回の聖地巡礼では、今回参加できなかった方も、ご一緒できればと思います。」















 
  水の聖地を巡り、水の特性を体感し、最後は釈迦・観音・弥勒というひかりの輪の三尊像と重なる秘仏を拝観するという今回の聖地巡礼修行でした。それぞれにさまざまな思いを残し、また新たな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。  参加した方からはとてもよかったという声がたくさん聞かれました。
金峯山寺の秘仏を見て、涙を流すほど感動した方もいらしたようです。
  ある参加者の方の感想をご紹介します。

  朝早くからから、スタッフの方々には、食事の仕度等していただ きお世話になりました。 今回の巡礼ツァ-に参加出来ました事を、感謝いたします。ありがとうございます。
   2 日目の、高倉山での儀式の時に、チョットした体験がありました。弥勒菩薩のマ ントラを、目をつむって唱えていたら、頭の中に突然青空が現れ、銀色をした雨 が降り始めたビジョンが観え、その後に、メラメラと燃え上がる炎を観ました。
  又、その日の夕方、みたらい渓谷での儀式を終えた帰り道、駐車場で友人 と雑談していた時です。曇り空の中に、白く、細長く立ち昇る雲が現れました。
  なんと!立ち現れたその雲は、龍神の姿にソックリなのです。
「あの雲!龍じゃ ない?」と二人で空を見上げていたら、周りの灰色の雲が晴れ始め、正にその雲 は、龍の姿を現したのです。その姿をデシカメで録り ました。家に帰ってプリントしてみたら、正にその姿は、龍神そのもに みえました。

  偶然でしょうか。2日目の夜の儀式では龍の神の踊りの供養がありました。龍の神と関係が深い場所だから龍の神の踊りを供養するようにと上祐代表がいわれたのです。
それにしてもすばらしい体験をされてよかったですね。


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