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記者会見(ひかりの輪設立以前)

上祐代表らがアーレフを脱会、記者会見を開く
(2007年03月08日)

 上祐代表をはじめとする代表派出家信者62名は、3月7日の夜、宗教団体アーレフに対して脱会通知を行い、同団体から脱会いたしました。
 現在のところ、そのうち58名が、4~5月にかけて新団体を設立する予定です。
 それまでの間、この設立メンバーの集まりを「上祐代表・新団体準備グループ」と暫定的に呼称し、同グループの代表という意味で、上祐代表と呼称します。

 そこで本日(3月8日)、上祐代表らは、「アーレフからの脱会と新団体について」をテーマに、世田谷南烏山施設で記者会見を開きました。会見では、以下の内容の発表を行うとともに、報道陣からの質問に答え、さらに同施設内の主要な場所を公開しました。
 
 以下は、上祐代表らから報道陣に発表された内容です。

……………………………………………………………………………………

■■第1 アーレフからの脱会について

 昨日2007年3月7日付で、上祐史浩アーレフ前代表をはじめとする出家信者62名がアーレフから脱会する旨を記した脱会通知を野田成人新代表宛に(電子メールで)送付して、脱会手続を完了しました(なお、以前は出家信者であったが、家族で出家していたため、最近は在家信者となっていた3名も同時に脱会通知を出しました)。
〈※末尾に脱会通知メール文を添付〉
 
 現在のところ、上記の脱会した出家信者のうち58名が、本年4~5月に設立予定の新団体の出家信者となる予定であり、それまでの間は「上祐代表・新団体準備グループ」と呼称します(なお、それ以外の者は、この機会に還俗〈出家信者または在家信者をやめること〉する可能性があります)。


■■第2 新団体の概要について                         

 設立予定の新団体の概要は以下の通りです。いずれも、あくまで現段階での予定です。

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●1,新団体の名称
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 未定(新団体設立までに決定の予定)

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●2,就任予定の役員
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 ◎代表役員:上祐史浩
 ◎副代表役員:水野愛子、細川美香、広末晃敏
 ◎その他の役員予定者:田渕智子、芳賀真紀子、藤本順子、川口孝、小林由紀など

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●3,位階制度
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 アーレフでの位階制度は廃止し、役職員制度に移行し、役職をもって、組織内の指揮命令関係を位置づけます。
 宗教上・修行上の位階については、今後の新規導入も検討されていますが、アーレフにおける位階は踏襲せず、新団体の教義に基づく独自の基準で新たに決定します。


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●4, 麻原氏の位置づけ
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 オウム・アーレフ元代表の麻原氏には、何らの位置づけも与えません。
 新団体は、一連のオウム事件に関して、麻原氏の真摯な反省を最後まで求めていきます。

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●5,ホーリーネーム(宗教名)
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 アーレフでのホーリーネームは、当然に全面的に廃止します。
 新団体における独自の宗教名は、今のところ予定していません。

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●6,組織構成・部署概要
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 出家制度は維持し、出家信者によって、以下の組織を構成します。

 1名の代表役員、3名の副代表役員、その他の役員をもって「役員会」を構成し、合議をもって団体運営の意思決定を行います。

 そのもとに、以下の各部署を設置します。

 役員会(代表役員―副代表役員―その他の役員)
  代表秘書室
  総務部
  経理部
  出家信者財施部
  在家信者教化部 
   東京支部、船橋支部、横浜支部、大阪支部、長野・小諸支部
  行法研究部
  教材制作部
  ウェブ編集部
  広報部
  法務部

  在家信者は、上記「在家信者教化部」の指導を受けることとなります。

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●7,全国施設(出家信者の個人住居を除く)
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(1)本部:東京都世田谷区南烏山
(2)船橋支部:千葉県鎌ヶ谷市(慣例により船橋支部と呼称)
(3)横浜支部:神奈川県横浜市
(4)大阪支部:大阪府大阪市西成区
(5)長野・小諸支部:長野県小諸市

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●8,祭壇
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 アーレフでのシヴァ大神・ヴィシュヌ大神像等は廃止して、「釈迦三尊像」を採用します(現在・過去・未来の三世の仏陀を現す)。
 これは、釈迦を(絶対の)崇拝対象にするためではなく、弟子に対して「私を拝まず、自分自身と法(仏法)を帰依の拠り所とせよ」と説き、自らを含めた特定の人間を神とすることを否定した釈迦牟尼の思想を重視するためであって、すなわち、オウム・アーレフにおける麻原氏への個人崇拝の過ちを深く反省して脱却を決意するための象徴です。

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●9,教義
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 オウム真理教においては、①麻原氏という特定個人を神の化身とした個人崇拝や、②世界を聖なる教団と悪の外部社会の戦いと位置づける善悪二元論の教義を盲信したことが、一連のオウム事件を惹起しました。

 この反省に基づいて、新団体では、このような教義・思想を完全に破棄し、仏教・ヨーガ・神道・自然宗教などに基づいて、①全ての人々や存在の中に神の現れを見て、自己の教師・反面教師として学びの対象として尊重し、②教団と社会を含めて、全ての存在は繋がっているという一元論的な教義を実践します。

 また、善悪二元論に限らず、努めて盲信的な教義を排除し、できるだけ科学的・合理的な教義を形成し、宗教と科学が融合した思想を目指します。

 そして、自らの経験・反省に基づき、現代世界に頻発する宗教紛争・宗教テロの防止・解決に貢献し、社会への償いを果たしていきます。(詳細は別紙参考資料参照)

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●10,教材
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(1)オウム・アーレフの教材(以下、旧教材と記す)の扱い

 ①新団体では、旧教材による教化活動を一切禁止します。

 ②新団体の出家信者は、旧教材を全面的に廃棄しました。
  (すでに2月末までにアーレフに対する譲渡・返還作業をほぼ完了しました)

 ③新団体の在家信者の旧教材の扱いに関して

  1)当面は、廃棄は強制せず、任意の廃棄を勧める方針です。
   旧教材が在家信者各自の私有財産であって各自の自宅にあり
   破棄の有無を確認できず、強制が実質的に困難なことに加え
   強制は、麻原信仰から脱却途中(変わりたいが変わり切れて
   いない)にある一部在家信者をアーレフに逆流させることを
   余儀なくする恐れがあるためです。
  2)最終的な方針は、新団体正式発足までに決める予定です。

(2)新団体の教材の概要

  新団体の教材は、①独自に制作した教材と、②一般に出版されている図書の二つに分けられます。
 
 ①これまでに独自に制作した教材(以下は代表的なものを例示)
  ◎ヨーガ・仏教の経典の解説
   「仏教・ヨーガ講義」(教本)
   「仏教・ヨーガ講義」(CDおよびDVD)
  ◎原始仏教や大乗仏教の瞑想用の経典
   「無色瞑想講義」、「観音菩薩の瞑想」、「曼荼羅供養」
  ◎音・音楽関係の教材
    密教法具の聖音を収録したCD
    教団の音楽班が作曲した宗教音楽(CD)
  ◎ヨーガ行法の指導ビデオ等
   ※現物を記者会見時に提示

 ②一般に出版されている図書
   ※現物を記者会見時に提示

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●11,その他
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(1)新団体の食事
 アーレフからの食料(いわゆる「お供物」)購入は廃止しました。
 新団体独自の食事メニューを考案しています。

(2)新団体の制服
 アーレフの制服は廃止し、新団体独自の制服を採用します。
 (本日は、そのうちヨーガ指導着を紹介)

(3)新団体の公式ウェブサイト
 「上祐史浩オフィシャルサイト」
 「上祐代表・新団体準備グループのサイト」を設置しました。
  新団体に関する情報を積極的に社会に公開するためです。

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●12,新団体における被害者賠償努力の継続・改善
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 3月5日、上祐代表らが破産管財人に面会し、脱会・新団体設立の予定を報告するとともに、以下の事項を取り決めました。

(1)新団体設立後に、新たな賠償契約を管財人と締結すること。
  アーレフにおける代表派出家信者の構成員比率(2割弱)に応じた、賠償目標額を設定する見通しです。

(2)脱会する代表派信者が受け取るのが相当な資産を管財人に全部譲渡すること。
 近日中、必要書類を管財人に提出予定です。

 なお、同日(3月5日)、200万円の賠償金を管財人にお支払いしました。これまで、元アーレフ代表派は、非代表派とは別に、昨年10月に400万円、本年1月に200万円、今回200万円と、合計800万円を独自にお支払いしました。今後、年間、最低800万円の支払いを目標としています。 

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●13,公安調査庁・観察処分への協力
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 3月5日、上祐代表らが、公安調査庁に赴き、脱会・新団体設立の予定とその趣旨を報告するとともに、以下の点を約束、要請しました。

(1)観察処分への任意協力を約束

  麻原氏の影響力を払拭する新団体は、理論上・法律上は、観察処分の対象になるとは考えられませんが、①新団体の理念であるオウム事件の贖罪のためには、住民不安の除去を最優先すべきであること、②新団体として完全に変わりきるためには、客観的な第三者の視点・評価を尊重すべきであると考え、当面は、観察処分に(任意に)協力することを公安調査庁幹部に約束しました。

  新団体としましては、次回更新時期等の機会において、それまでに新団体が進める麻原氏の影響力の払拭などに関する努力・実績を公安調査庁が適切に判断されることを要請します。

(2)新団体の教義・教材・活動等に対する指導を要請

  現段階の教材を任意提出し、新団体立ち上げの際の参考にするために、公安調査庁の指導を要請しました。

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●14,地域住民の不安除去努力について
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 3月5日と6日に、世田谷の地域住民の方々に対する説明会を実行しました。両日とも、住民の方々から世田谷烏山施設からの退去を要請されましたが、適切な代替地を探す努力を継続しているものの今のところは見あたらない旨を報告し、今後も努力を継続すること、および、不安を緩和する努力をすることをお約束しました。
 具体的には、住民の方々に対する説明責任の履行、日常生活における苦情・不安の緩和努力、新団体の施設公開の恒常化などを行おうと考えています。

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●15,教団施設内の高齢者・障害者に対する生活扶助努力の継続
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 現在、「上祐代表・新団体準備グループ」内には、その施設に居住・滞在する高齢者(70代4名、60代5名)および障害者(3名)が存在し、ほとんどが実質上、身寄りのない者であるため、その生活扶助の責任を果たすために、組織的な努力を継続していきます。
 なお、アーレフ全体には、さらに多くの身寄りのない高齢者、障害者、精神病患者がおり、財務状態の悪化のために、その生活扶助に支障が出ることを憂慮していますが、将来的に、新団体に参加を希望する者がいれば、人道上の視点から、可能な限り対応するべきだと考えています。

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●16,アーレフとの今後の関係
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 新団体は、アーレフとの組織的な関係は一切禁止します。ただし、今のところ、アーレフに属する者であっても、改心・改宗の可能性のある者で、新団体のメンバーの助けが必要と思われる場合には、その者たちを個人的に支援して、オウム・アーレフの全体の問題の解消を望む社会に対する責任を果たす所存です。

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●17,本部施設(世田谷南烏山施設)の概要
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 会見後ただちに、報道関係各位に対して、本部施設内の以下の場所を順次公開します。

 ・第2道場(102号室)
 ・厨房、事務室(104号室)
 ・教学室(105号室)
 ・修法室(207号室)
 ・代表居室(201号室)
                          以 上

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※提出した脱会通知メール文
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                                  2007年3月7日
宗教団体・アーレフ
新代表役員
野田成人 殿
                 脱会通知    
                             宗教団体アーレフ 前代表
                                     上祐 史浩
                   
 以下65名(出家者62名、在家信徒3名)は、3月7日付けで、宗教団体・アーレフを脱会いたします。
 これまで長らくお世話になりました。 
 
1.上祐史浩
2.水野愛子
3.細川美香
4.広末晃敏
5.田渕智子
6.芳賀真紀子
7.小林由紀
8.川口 孝
9.藤本順子
(※以下、65人目まで略)

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