諏訪の御柱祭に行ってきました その4(水野)
(この日記は2010年5月10日に書かれたものです。)
今日は諏訪大社下社秋宮にて御柱祭最後の里曳きが行われている。
今は18時半になるが、秋宮最後となる、四の御柱の「建て御柱」の最中である。
ライブ中継で見ているが、降り出した雨の中、いよいよたくさんの氏子さん達が柱に乗り、垂直に建てられていく。
すでに日は暮れて、照明の強い光に照らされているが、かなりの雨となっているようだ。
祭の初日は雨、今日の最終日も雨。清めの雨に祝福されているのですね。
鼓笛隊や木遣りの盛り上げと大観衆に見守られ、徐々に柱が立っていく。
すでにかなり垂直に近くなっている。ほぼ垂直に近づいたところで、乗っている氏子さん達が安全ベルトを締め直した。
8日下社の里曳き初日には春宮一の建て御柱の最中に2名の方が亡くなられている。
御柱祭の公式HPには「柱の上に乗る氏子たちに対して命綱などの安全確認を徹底。
氏子たちは柱と二重に命綱を結び、責任者は綱が緩むたびに「結び直して」と何度も指示を出した。」とある。
どうか、事故なきようにと祈るばかりである。
御柱が立つ穴は大きく深い。
一の柱から順に少しづつ柱は短くなるのだが、10メートルを超す柱が風雪に耐え、6年間まっすぐに立ち続けるには地下でしっかり支えられていなければならない。
御柱の根元には短い木が添えられ、穴には石が投げ入れられて、柱をしっかりと固定していく。
この御柱祭を見ていて、考えさせられたことが多くたいへん感謝している。
神を信じること
神事としての祀りごと
柱を建てる意味合い
柱を支える基礎と大地
一丸となって祀りごとを成し遂げるために必要なこと
御柱が建てられた19時42分、柱のてっぺんから白い垂れ幕が下がった。
「下諏訪の力の結集、ありがとう」
秋宮の杜には、木遣りの歌とファンファーレの後、大きな歓声があがった。
ひとつになった心。
「奥山の大木 里に下りて神となる」 これで16本すべての御柱が建ちました。
「やりきった」といっていた曳行長さんの言葉が心に響いた。
私も御柱祭から学ばせていただいたことを胸に、「やりきった」といえるよう悔いのない日々を送りたいと思いました。
皆さま、たいへんありがとうございました。 お疲れさまでした。
(「諏訪の御柱祭に行ってきました」 終わり)






