一般・会員の方の声
一般の方、会員の方の、ひかりの輪についてのさまざまな声をご紹介します

オウムを脱会し、ひかりの輪に入会して(~2009年)

花に気持ちを込めて―地下鉄サリン事件13年目の日に(Nさん 30代女性・東京)

3月20日の午前中、霞ヶ関に行って献花してきました。
昨年も献花させていただきました。
今回で2回目です。

長く東京に住んでいますが、そういう事をしたいと思ったのは、上祐代表のここ
数年の活動が始まってからのことです。

私自身は地下鉄サリン事件など、オウムの一連の事件が起こった時には、まだ入
信していませんでした。
事件があったときにも、ニュースを見ながら、
「大変な事になったな。」
と漠然とした気持ちでいました。

知り合った友達が、出会ってからしばらくしてからですが、以前オウム真理教に
入っていたということを、偶然知ってしまい驚きました。
ただ、オウムって実際どんなことをしていたのだろうか、事件は何故起こったん
だろうかと、疑問はいろいろとあったので、中の話を聞いたり、本を借りて読み
ました。
その頃仏教に興味を持っていましたが、意外にも教団では、インドやチベットの
仏教の経典を直接日本語に訳している、また、みんな明るい人だよという話を聞
き、2001年、アーレフに入ってみることにしました。

 事件については、人によって考え方がまちまちでした。
ただ、事件に直接関わっていないから、本当のところはわからないから...
と事件を知ろうとする人は、少ないように感じました。
入信した当時は、アーレフの信者の人には、事件の事を反省して欲しいと思って
いました。

しかし、そう思いながらも、人ごとだったように思います。
アーレフにいるころはテレビのニュースを見て、
「そうだ。今日が地下鉄サリンの日だ。」
とはじめて思い出す・・・という感じでした。

アーレフからひかりの輪に代わり、ひかりの輪の会員となってから、初めて事件
の総括の話がでるようになりました。そして、サリン事件の事などの話を違った
面から聞き、今までと違った見方をすることができるようになってきました。ま
た、事件にあわれた方々の苦しみは大変なものだったのではないか?と思うよう
になり、また、事件の被害者の方々の手記等を読み、今も大変な思いをして生活
してる方々がいる、ということにショックを受けました。そして、事件の日、何
か私にできることはないか?と考えるようになっていきました。
私にできることの一つとして、犠牲になった方々の苦しみはどういうものだった
のかを私なりですが、理解したいと思うようになりました。

事件の日は、その犠牲となった方々と同じように地下鉄に乗って、霞ヶ関にむか
ってみようと思いたったのです。13年前の当日のことを考えてみました。
何気ない平和に始まる一日のはずが、何者かにまかれた液体によって、急に豹変
して倒れていく人達・・・・そういう描写を自の中でイメージしていくと、冷や
汗やなんともいえない恐怖、不安、苦しみがでてきました。

そして献花台の前に来て、私がその時に、加害者と同じような境遇にいれば、そ
のような事件を起こしていたかもしれないという気持ちが出てきました。
また、反対に、もしかしたら、地下鉄に乗っていて私も被害者となっていたかも
しれない・・・という両方の人の気持ちが生じてきました。自分なりにですが、
両方の気持ちを改めて考えることによって、私自身も、その立場にたって考えて
みることの大切さを感じました。そして、そういう事件があったことに対して、
今まで、人ごとで自分は関係ない事という気持ちが強かったということに気づき
ました。

今年はもっとひかりの輪として賠償もできるようになっていければ・・・
また、ひかりの輪が社会に対して貢献できる団体となっていきますように・・・
という願いと、
その手助けをおこなう決意ができ、真剣にやっていこうという身のひきしまる思
いが出てきました。

最後になりましたが、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、負傷された方々が少しでも早く快復されることをお祈り申し上げます。

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